2014年09月07日

手術その2 手術前日2

前回の続きです。


午後1時より、8階B病棟の『術後管理病棟』にて約30分のオリエンテーションを受けた。我々だけではなく数組の患者さんも一緒でした。

これは妻も一緒に参加して、手術後は一般病棟に行くのではなく、手術後の経過観察などを実施するために入院する部屋が「術後管理病棟」なのだ。

術後管理病棟には1泊〜5泊が多いようだが、私は4泊の予定をしており、経過が良ければその後一般病棟へ移動となる。

妻も元看護師なので興味津々のようだった。わーい(嬉しい顔)



部屋に戻って看護師さんからCVの箇所を防水処置をしてもらいシャワーを浴びた。

術前最後のシャワーになるだろう。ふらふら


サッパリしてベットで妻と話していたら、先生より最終説明があるのでナースセンターに来るよう連絡があった。

説明などを行う部屋に移動し先生と向き合った。たらーっ(汗)


先生からは、手術方法や手術予定時間について。手術後の管理体制や治療に関して。

最後に「手術中にリンパ節への転移を調べ、予測より癌が進行していたり転移がある場合は、手術を中止する場合もあります。臓器を摘出するための体への負担なども考慮し、摘出を断念しお腹を閉じることも覚悟してください。」

妻も神妙に聞いていて妻の口から
「先生がベストと思われる方法でお願いします。」
という言葉が出た。それに目に涙が潤んでいるのを見て驚いてしまった。ぴかぴか(新しい)

そこまで心配してくれているのだと申し訳なく思った。

後で涙のことを聞いたら、

妻は一言 『眠かったから』だそうだ。 もうやだ〜(悲しい顔)

手術の術式としては、回腸導管と新膀胱造設術があるが、手術の安定性やメリット、デメリットなどを考慮し、私は回腸導管術にてお願いした。これは妻や娘たちと相談し決めていたのだ。手(チョキ)

リンパ節への転移が重要になっているようだ。
これは手術を行ってみないと分からないので神頼みになるかな?バッド(下向き矢印)


しかし、とにかく昨日より絶食が続いており、点滴にて栄養補給をしているがお腹がグーグーなっている。

午後9時にはプルゼニド(下剤)を2錠内服した。

その後は絶飲となり水も飲めなくなるのだ。もうやだ〜(悲しい顔)

明日はダメ押しで浣腸まで実施予定。あせあせ(飛び散る汗)



いよいよ明日は手術日だ。がく〜(落胆した顔)

寝れるか心配だが、「まな板の上の鯉」

リンパ節への転移だけが無いように祈るばかりだexclamation×2
posted by ベルぱぱ at 10:33| Comment(0) | 闘病記

2014年09月05日

手術その2 手術前日1

午前6時に起床!

よく眠れたようだ。わーい(嬉しい顔)

検温(36.2度)と採血を実施。


少ししたら看護師さんから本日行う予定を説明された。

まずは2リットルの水を2時間かけて飲むことだ。がく〜(落胆した顔)

しかしただの水ではなく、 『ムーベン経口腸管洗浄剤(2ℓ) 』を飲む。

簡単に言えば2ℓの下剤を2時間かけて飲み干すということですふらふら

image.jpg

一気に飲んでしまうと、腹痛の原因となるため最初の1杯は15分以上かけて飲まなければならない。

パッケージには「レモン風味」と書いているのだが、薄い塩水にほんのりレモンの香りがする?という感じなのだ。わーい(嬉しい顔)

イメージ的にはもっと不味いと思っていたが、思った以上に飲めるのでは?と感じたが、飲み続けるとやはり不味いバッド(下向き矢印)



1ℓくらいまでは大丈夫だったが、残りの1ℓはしんどかった。もうやだ〜(悲しい顔)



ビールビールの2ℓは全く問題なく飲めるのに、下剤2ℓはかなりきついことを体験できたが二度と体験したくは無い。バッド(下向き矢印)




11時20分より開始したので、13時20分まで頑張らねば!


1ℓ飲んだ頃から下剤の効果が出だした。がく〜(落胆した顔)

さすが薬。よく効くようだ。たらーっ(汗)


一人冷や汗を書きながら、不味い下剤を飲んでいるところに妻が登場exclamation

気分的には楽になったが、味は不味いままで変わらなかった。もうやだ〜(悲しい顔)



午後からは手術前のオリエンテーションを妻と一緒に受ける予定をしている。

その後、Drから最終説明があるようだ。わーい(嬉しい顔)
posted by ベルぱぱ at 11:17| Comment(0) | 闘病記

2014年09月04日

手術その2 入院当日

いよいよ入院の日がやってきた。ふらふら

手術を受けるということより、家族の顔が見れないことが一番嫌だ。もうやだ〜(悲しい顔)


午前6時に自然と目が覚めた。

妻にメールを送るも、今は子供たちの事でバタバタしていることだろう。

病院の入院受付へ午前10時に行くこととなっている。

それまでには時間があるので朝食レストランを食べに行こことにした。

入院すると絶食となる可能性があるので、朝はガッツリ食べる予定だったが、不思議と食欲が無いのだ。バッド(下向き矢印)

自分的には緊張や不安は無いと思っているのだが、体が自然に反応しているのか?

出張などでホテルの朝食を一人で食べることがよくあるのだが、その時の感じとも全然違う。

何とも味気ない食事だった。



約束通り10時に入院受付に行くと、病棟からの連絡を待つよう言われ10時45分頃に病棟へ向かった。

1ヶ月前にも入院していたので、顔見知りの看護師さんからも声をかけられ、病室は15階B4号室の窓側のベットだった。

前回(6号室)も窓側のベットで景色が良く、今回も浜離宮公園がよく見える部屋だ。わーい(嬉しい顔)



荷物の整理やTVテレビカードの購入。喫茶店飲み物など必要な物を1階のコンビニコンビニに買いに行った。

この病院はテレビにパソコンのキーボードが付いていてテレビがパソコンになるのだ。

これには驚いたexclamation グッド(上向き矢印)

昼頃に担当医のイケメンK先生が、IVHを行うためCVを設置する必要があるので、その説明を受け同意書にサインした。その後、病棟て採血などの必要な検査を行った。

IVHとは高カロリー輸液のことで、手術前から絶食となるので、そのままでは栄養失調になってしまう。その栄養を点滴で補うのだ。一般的な点滴は腕の静脈から行うが、高カロリー輸液を連続して腕から行うと、腕の静脈に炎症をおこしたり血管が詰まったりする場合がある。なので、直接心臓近くを通っている太い静脈に直接輸液を行う方が得策なのだ。
心臓付近の太い静脈へ輸液を行うためにルートの設置(チューブを皮膚表面に出す処置)が必要となる。
このルートをCVというのだ。現在はIVHもCVも同意語として使われているようで、「CV」と表現する人が多いように思う。

この写真は実際私が受けたCVのあとの写真だ。

image.jpg


午後1時30分よりCV設置のため、4階の専門部署へ移動した。

この病院はCV設置を専門にしている部署があり、恥ずかしいが田舎の病院との違いに驚いた。がく〜(落胆した顔)

今まで勤務していた病院でCVを受けた患者さんを多く見てきたが、『痛いやろな〜』と正直思っていた。


まずは右鎖骨よりやや下方の皮膚に麻酔を行う。

麻酔がきくと、あれよあれよというまに処置が終了exclamation

先生の腕が良いのか、チクッとした痛みしか感じず歯医者の治療の方が何倍も痛かった。ふらふら

もっと痛いものと覚悟していたが良い意味で拍子抜けしたのだった。わーい(嬉しい顔)

やや違和感があるが、その後も痛みも無くよかった。揺れるハート

部屋に戻るとその日担当のナースIさんからの説明を受けた。

長女と同じ年なのに的確で分かりやすい説明を受けた。

これは今後患者さんへ説明するうえで非常に勉強になったのだ。ぴかぴか(新しい)


夜になると先生がストマを設置する場所を確認に来られ、今後の方針を説明してくれた。手(チョキ)


しかしお腹が空いた・・・

今になって朝食を食べなかった事が非常に悔やまれる・・・もうやだ〜(悲しい顔)


午後8時20分 プルゼニド(下剤)を2錠飲んだ。

手術までにお腹の中をカラッポにするためだろう。



それにしても腹減った・・・もうやだ〜(悲しい顔)



posted by ベルぱぱ at 10:42| Comment(0) | 闘病記