スポーツビジョン@の続きです。
が、その前に昨日ご紹介した「目マスク」が早速売れました。

実際に現在ご使用しておいるメガネに装着し、装用していただくと「
ピッタリ顔にフィットしますね」とのこと。
花粉症がひどいため早めの対策をするそうです。
ご自分で付けたり外したり出来るため便利です。

では、話を元に戻して、
スポーツビジョンは静止視力以外に必要な機能は、
1・KVA動体視力(前方から自分の方へ向かってくる目標を見る能力)
2・DVA動体視力(横に動くものを見るための能力)
3・眼球運動(目標に正確に目を動かす能力)
4・深視力(奥行き感を認識する能力)
5・瞬間視(一瞬見た情報を正確に情報収集する能力)
6・調節能力(ピントを目標物に合わせる能力)
7・輻輳/開散(視線を内側や外側に向ける能力)
8・目と手の協応運動(目からの情報を手や足で正確に動かす能力)
9・周辺視野(視線を一点に集中させた時に周辺部を見る能力)
は最低必要な能力といえます。
上記の9項目に静止視力を入れて10項目となりますが、大きく分類しての10科目ですので、
本当はもっと細かく分類されるのです。
スポーツやポジションによって必要な能力は違ってきます。例えば

野球において、投手と打者では必要な能力は違います。
投手は周辺視野や静止視力が大切になってきますが、打者は全ての項目において高度な能力が必要とされます。
筋力があるから全てのスポーツが万能という訳ではなく、筋力は無くても柔軟性が必要なスポーツの場合は筋力より柔軟性が重要視されます。
この場合は筋力はあまり必要とされません。
筋力を
静止視力とし、
柔軟性を
1〜9の項目とします。
スポーツビジョンは10項目全てを検査し、苦手な機能はトレーニングにより機能をアップさせることが目的です。
当店でもこのスポーツビジョン・トレーニングを行っていますが、検査の時点でその選手のレベルが大体分かります。
競技レベルの優劣は視機能レベルにより大きく影響されている事は確かだと思います。
次回は目から入った情報が、どのように運動に影響するのかです。